TBSドラマ『逃げ恥』名セリフ&名場面集(その2)
2026/02/11
〔両家顔合わせの帰り道、大岡川の北中橋を二人が歩きながら〕
森山みくり:父も母も、想像以上にがっかりしたり喜んだりしてくれて、結婚という言葉の重さを、ずしっと、いまさらですが。
津崎平匡:ぼくはむしろホッとしました。肩の荷が下りた。
みくり:?
平匡:ぼくは父の望むような息子にはなれないので、たとえ真実じゃなかったとしても、喜んでくれたのなら、いいと。
みくり:……
平匡:両親を安心させられたという点においても、今回のことは有意義でした。
みくり:〔立ち止まって〕……よかったぁああああー。
平匡:?
みくり:津崎さんが、後悔してたらどうしようかと…
平匡:……
みくり:嘘つかないといけないし、重い事させちゃってるかなって。まわりを説得する自信がないから、普通の結婚のふりをするって、逃げと言えば、逃げだし…
平匡:……逃げたって、いいじゃないですか。
みくり:え?
平匡:ハンガリーにこういう諺があります。「逃げるのは恥、だけど、役に立つ」
みくり:役に立つ?
平匡:後ろ向きな選択だっていいじゃないか!恥ずかしい逃げ方だったとしても、生き抜くことの方が大切で、その点においては、異論も反論も認めない!
みくり:……逃げるのは恥だけど、役に立つ。
平匡:はい!
みくり:そうですね。逃げても生き抜きましょう!









※TVドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』第2話より
COMMENT:なぜ、このドラマがこういうタイトルを課しているのか、メインテーマが明らかになるシーン。どんな場合でも逃げずに頑張ることが善で、逃げてしまうことは悪なんてことはありません。善し悪しの判断はケースバイケースで、人によってもタイミングによっても異なりますから。ちなみに、易経六十四卦のひとつに天山遯(てんざんとん)という卦があり、この〝遯〟とは遁走の遁に通じる「逃げる」という意味の漢字で、自分にとって大切なものを守るために、逃げる姿勢は大切という意で解釈されています。
この続きはまた明日!


