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TBSドラマ『逃げ恥』名セリフ&名場面集(その40)

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TBSドラマ『逃げ恥』名セリフ&名場面集(その40)

TBSドラマ『逃げ恥』名セリフ&名場面集(その40)

2026/03/21

2/10からこのブログでは、

TBSドラマ『逃げ恥』名セリフ&名場面集を

お届けしているんですが、

この記事で40回目になりました。

 

敢えてストーリーがはっきりわからないように、

1話につき1シーンずつ順番に引用して

ランダムに紹介し、

わたしなりのコメントを記しています。

 

『逃げ恥』は最終回の視聴率が20%を超え、

ギャラクシー賞やドラマ・アカデミー賞など、

2016年度に日本国内で放映された

TVドラマに与えられる

名だたる数々の賞を総なめにしました。


また、主題歌による恋ダンスの大ブレイクなど

〝社会現象〟と言われるほど、

大ヒットした名作ドラマではありますが、

観たことがない方も、

今はアマプラなどで手軽に視聴できますから、

この記事にアクセスされたことを契機に

是非ご覧になってみて下さい。

 

3/15から四巡目に入っているんですが、

今日は第7話中盤の24分過ぎたあたり、

ボーナスという名目とはいえ、

1ヶ月以上もすぎてからの誕プレ3万円に

「もしかするとキスの慰謝料かも」と

疑念をもったみくりが

意を決してキスの理由を平匡にメールで尋ねます。

ふたりが同じ屋根の下にいるのに、

スマホのメールでやりとりする場面を。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

〔平匡のマンションにて〕
平匡:〔自分の部屋で、寝間着姿でベッドに座っている。スマホにメール着信。見ると「みくりさん」から。思わずドアの方を見る〕
平匡:?〔恐る恐るメールを開く。文面の出だし『賞与、ありがとうございます!』〕
みくり(声):賞与、ありがとうございます!
平匡:〔ほっとして〕はぁっ……
みくり(声):『聞いていいですか? どうしてわたしにキスしたんですか?』(メール文面)
平匡:!!〔思わずスマホを落としそうに。危うくキャッチしてドアをふり向く。〕
みくり:〔寝室の前にしゃがみこむ。スマホを握りしめ返信を待っている〕
平匡:〔スマホを前に、頭を抱えている〕
〔時計の針、進む〕
みくり:〔ソファーの上で丸まっている。返信を待っているが来ない。〕
〔時計の針、進む〕
平匡:〔寝室の中をウロウロ歩いている。頭を抱えたり、床に座ったり、落ち着かない様子〕
みくり:〔敷いた布団の上に倒れている。握ったスマホ、返信は来ず〕……寝よ……
みくり:〔スマホを置いて布団に入り消灯〕
〔みくりのスマホ、メール着信音が鳴る〕
みくり:〔がばっと飛び起きメールを確認。見ると平匡から。緊張の面持ちで、メールを開く〕
平匡(声):『すみませんでした。雇用主として不適切な行為でした。』(メール文面)
みくり:……!!
みくりM:(謝罪じゃなくて、理由!)
平匡:〔苦悩しながら〕
平匡M:(言えるはずがない。調子に乗ってキスしてしまったなんて)
平匡:……
平匡M:(重ねてお願いしておこう)
平匡:〔スマホでメールを打ち始める〕
平匡(声):『どうか、なかったことにしてもらえませんか』(メール文面)
平匡:〔送信ボタンを押そうとするが、すんでのところにみくりからのメール着信〕
平匡:!!
平匡:〔みくりからのメールを恐る恐る開く〕
みくり(声):『謝る必要はありません』(メール文面)
平匡:!?
平匡(声):……謝らなくて、いいの?
平匡:???
みくり:〔スマホにメール着信〕
平匡(声):『しかし、一方的で許されない行為だったように思います。深く反省しています。』(メール文面)
みくりM:(だから!なぜ反省?)
平匡:〔スマホにメール着信〕
みくり(声):『社員旅行としてはセクハラでアウトですが、新婚旅行という体でもあったし、一応形式上は恋人なのでスキンシップの延長線上でアリじゃないでしょうか』(メール文面)
平匡M:〔驚いて立ち上がり〕(アリなの!?)
みくり:……
平匡(声):『ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。』(メール文面)
みくり:……
みくりM:(なにを?なにをよろしく!?)
みくり:〔布団の上に倒れて〕
みくりM:(わからない!なんて返せば正解なのか…わからない!)
みくり:〔再びメールの文面『これからもよろしくお願いします。』を目で追う〕
みくり:〔起き上がってメールを打ち始める〕『こちらこそよろしくです。二回目もお待ちしております。』
みくり:〔突っ伏して布団や枕をバンバン叩く。むっくりと起き上がり、メールの『二回目もお待ちしております。』を消していく……自分の行為に笑えてきて、笑顔に〕
平匡:〔スマホにメール着信〕
平匡:
平匡:〔メールの文面を確認『こちらこそよろしくです。末永く』〕
平匡:……
〔大きく『末永く』の文字〕
平匡:〔笑えてきて口元を隠し、ベッドに倒れる。外を見る。窓の外に満月に近い月〕
みくり:〔窓の外に見える月に気づいて〕
平匡&みくり:〔別々の部屋から二人とも同じ月を見て〕

平匡:……

みくり:……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

TVドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』第7話より

 

 

COMMENT:(その12)の記事で紹介しましたが、第1話バスの中での平匡の慌ててスマホを落とすシーンがあまりに見事で、もう一度見たいとおもわれた野木さんが急遽このシーンにも同じ振る舞いを入れたとか。笑えましたね~。なかなか聞けなかった、旅行帰りの列車の中で突然キスされた理由について、みくりがたまりかねて平匡に確認しようとします。「二人とも同じ屋根の下にいるのに、どうしてわざわざスマホのメールでやりとりするの?」とおもわれた方があるかもしれません。

たしかに、メールのような書き言葉を使うと微妙なニュアンスを伝えるのが難しく、齟齬が生まれる危険性もあります。平匡が送ろうとして結果的に送られなかった「どうか、なかったことにしてもらえませんか」というお願いメールなどまさにそれで。絶妙なタイミングでみくりのメールが届いたおかげで送らずに終わったものの、もし、あの状況であのメールを平匡が送信してしまっていたら、二人の関係は決裂する方向に行ってしまったかもしれず・・・「愛と憎しみは紙一重」ということわざがありますが、ホント見ているわたしたちがハラハラドキドキしてしまいます。

 

でも、同じ屋根の下にいる二人がわざわざスマホのメールでやりとりするところに、このドラマの持ち味があるんじゃないかと。双方が緊張を強いられ、感情に流されやすい状況においては、時間を置いて冷静にコミュニケーションがとれる「筆談」の方が、直接面と向かって話すより有効にはたらくこともあるんですね。だからと言って、このシーンの場合、お互いがわかり合えたかというと、そういうわけではないんですが。まえにも亀井勝一郎さんの名言を紹介しながら記事を書いたことがありましたが、そもそも、恋愛って美しき誤解ですから。笑

 

なにせ、「スキンシップの延長線上でアリじゃないでしょうか」というみくりに、「ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。」と返す平匡ですから。笑 そりゃ返事に困るし、思わずみくりも「二回目もお待ちしています」と送りそうになるわけで。このあたり、ちゃんとこの後ラストに置かれた衝撃シーンの伏線になっているんですよね。いやぁすごい!

 

いずれにしても、このやり取り以後二人の距離は一気に近づいたわけですから、わたしにとっては筆談の意義と価値を改めて感じただけでなく、タイミングを見計らうことの重要さを痛感させられた、『逃げ恥』全11話のなかでもとりわけ印象強くのこっているクライマックスシーンのひとつでした。

 

この名セリフ&名場面集で紹介しているセリフは、2020年に放映された『逃げ恥・ムズキュン特別編』を土台に、野木亜紀子さんの『逃げ恥シナリオブック』を参考にしています。また、さらに詳しく知りたいという物好きなお方(笑)は、次の記事をはじめとしてタグ「逃げ恥」を付している過去記事等(とくに2021~2022年に投稿)を適宜アクセスください。
ドラマ逃げ恥「平匡さんの自由意志です。どうしますか?」(「今日の名言・その13」)

TVドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」原作マンガ(全11巻)のこと

『脚本家・野木亜紀子の時代』を読み始めています

 

この続きはまた明日に(^^)/

 

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