TBSドラマ『逃げ恥』名セリフ&名場面集(その9)
2026/02/18
〔BAR山にて〕
百合:ある人にね、デートに誘われた。
山さん(BAR山のマスター)&風見:!
百合:……何よその反応!失礼じゃない!
風見:〔微笑む〕
山さん:ハハハ
風間:相手は?
百合:大学の同期、広告代理店の営業部長。
山さん:エリートだ。
百合:バツイチ子持ちだけどね。
風見:……
山さん:百合さん、母になるの?
百合:ならないよ~ そんな簡単なもんじゃないだろうし。ただね~、子持ちの人と結婚すれば、今からでも子どもが持てるんだって、新しい発見だった。
風間:子ども、欲しいですか?
百合:ん~、わたしの場合はみくりがいたからね。娘がいる気分を味わえちゃったのよね~。最高よ~。責任取らないでひたすら可愛がるだけ。笑
山さん:おいしいとこ取り。笑
百合:そう。でもその代わり、深い喜びは知らないのかもしれない。
風間:深い喜びを、知りたかったですか?
百合:……残酷なことを聞くのね。
風間:すいません。
百合:誰もが、すべてのことを深く知るのって無理だと思わない? 誰かが知っていることを誰かは知らなくて、そうやって世界は回ってるんじゃないかしら。
風間:……時に、知らない世界を、教え合ったり。
百合:そう!そういうのも悪くない。
風見:……
山さん:〔微笑む〕










※TVドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』第9話より
COMMENT:このシーンでは、風間から「深い喜びを、知りたかったですか?」と問われた百合が「残酷なことを聞くのね。」とその問いの無神経さに釘を刺しつつ、「誰もがすべてを深く知るのは無理。誰かが知っていることを誰かは知らず、それでも世界はうまく回ってるのでは?」と返すところがイイですね。
なんでもかんでも自分で知ろう自分でやろうとする・・・過去のわたし自身、結構そういう傾向があったんですが、自分一人で何でもできてしまったら、結果的にまわりとのつながりを切ってしまいかねないし、そんなのは自立でも何でも無く、単なる〝欲張り〟なんですよね。じつは知らないことやわからないこと、できないことを引け目に感じる必要などまったくなく、そのことを自分で認めオープンにすれば、知っている人やできることと繋がりが新たに生まれたり、助けが得られたりするのですから。
本記事で紹介しているセリフ&モノローグは2020年に放映された『逃げ恥・ムズキュン特別編』を土台に、野木亜紀子さんの『逃げ恥シナリオブック』を参考にしています。また、このブログでなぜ『逃げ恥』の名場面&名セリフ集を連投し始めたかについては、(その1)の記事に記したコメントをお読みください。さらに詳しく知りたいという物好きなお方(笑)は、次の記事をはじめとしてタグ「逃げ恥」を付している過去記事等(とくに2021〜2022年に投稿)を適宜アクセスください。
・TVドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」原作マンガ(全11巻)のこと
・『脚本家・野木亜紀子の時代』を読み始めています
この続きはまた明日!
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