戸上昭司さんから『身の丈しごとの手引きブック』が届きました(その2)
2026/01/20
数日前より予告しているように、
2025年読書ふりかえりの記事を
書こうとしていて、
その対象となる本を身近な場所に並べて
準備を始めているものの、
昨日書いた記事の余韻が
今日になってもまだ残っていて、
なかなか頭のモードが切り替わりません。
こういうときは、無理しないで、
流れに任せるようにしている最近のわたしです。
それで、戸上さんが研究されている
身の丈しごとと
寺子屋塾の教室で大事にしている学び方
セルフラーニングとのつながりなど、
昨日の記事で詳しく言及できず
もう少し書いておきたいなと
いくつかおもい浮かんだこともあり、
続きを書くことにしました。
まずは、〝身の丈〟という言葉に対する
ありがちな誤解、勘違いから。
手引きブックの本文中にも
〝身の丈〟と聞いて、
「夢を持たないこと」「チャレンジしないこと」と
受け止められることが時々あると、
書かれていたんですが、
「身の丈しごと」というのは、
そういう後ろ向きな姿勢で働くことを
皆におススメしたいわけではないようです。
寺子屋塾のセルフラーニングも時折、
「自学自習」「独学」という言葉と同義に解して
一人だけでこぢんまりと学ぶ
あるいは、自分勝手に学ぶ姿勢のことだと
おもわれることもあるんですが、
そうではありません。
らくだメソッドの開発者・平井雷太さんは、
「セルフラーニングは、ひとりではできない」と
常々仰っていました。

ガイドブックの裏表紙に
CHAPTER02-1で書かれている内容を抜粋し
次のように記されています。
私が伝えたい「身の丈」は、自分自身に与えられた丈をちゃんと使いましょう、というものです。決して、身の程をわきまえて、こじんまり生きて、身の丈を余らせて一生を終えることではありません。また、身の丈を大幅に超えて無理をした結果、丈を損傷させたり、命を短くさせたりするような生き方でもありません。身の丈は年齢や経験によって成長しますから、今の身の丈が足らないからと言ってすぐに諦めることもありません。こういったことも踏まえて、自分自身の「身の丈」を精一杯使ってする「しごと(為事=すること)」という意図で、「身の丈しごと」は命名されました。
「身の丈」とはつまり、身長のことですから、
自分という人間を
必要以上に大きく見せようとしたり
あるいは逆に
小さく見積もったり卑屈になったりすることなく、
等身大の自分を精一杯活かそうとする
姿勢のことを言っているようです。
自分自身の身の丈を精一杯使ってするしごとを
「身の丈しごと」というなら、
自分自身の身の丈を精一杯使って学ぶことが
「身の丈学習」=セルフラーニング と
言って良いのではないかと。
外側の世界、社会に適合しようとする姿勢を
主軸に置くのではなく、
自分は何を学びたいのか、何ができるのか、
常に自分自身に問いかけ、対話しながら学ぶのが
セルフラーニングですから、
戸上さんの書かれた「身の丈しごと」とは
大きく重なるものを感じた次第です。
さいごに、2019年に起業支援ネットが
20周年を迎えたときに発信された
戸上さんを含めた対談記事が
起業支援ネットのホームページにあるので、
ご覧になってみてください。
後半部に、戸上さんが「起業の学校」の
福島キャンパスをやろうと考えた動機や、
身の丈とは何かをめぐるやり取りも書かれています。
”身の丈”の可能性を信じて
~起業支援ネット20周年・久野代表就任10周年記念座談会


