ヒンデミット『HINDEMITH CONDUCTS HINDEMITH』(今日の音楽・その320)
2025/11/16
●寺子屋塾ブログ11/16・連続投稿1538日目
今日の音楽その320は、
1895年にドイツ帝国時代のハーナウで生まれ
1963年に68歳で亡くなった
作曲家、指揮者でありヴィオラはじめ
さまざまな楽器を弾きこなす演奏家でもあった
パウル・ヒンデミットです。
ヒンデミットは、同時代の作曲家プロコフィエフや
ストラヴィンスキー、バルトークなどに比べると
日本ではあまり知名度は高くありません。
とはいえ、さまざまな編成による
膨大な数の作品を遺し、
また自らもオーケストラを指揮し、
演奏家としても様々な楽器を操ることができる
多彩な才能を発揮した天才音楽家の一人でしょう。
一見調性があるような無いような曖昧さや
取っつきにくい感じはあっても、
よく聴き込んでいくと
楽曲全体が非常に綿密な構成によって
貫かれていることがわかりますし、
ピアニストのグレン・グールドが
なぜ彼の音楽を好んで演奏したのかという理由も
垣間見えるような気がします。
本日11月16日が
ヒンデミットの誕生日であることにちなんで、
アルバム『HINDEMITH CONDUCTS HINDEMITH』より
交響曲「画家マティス」、
グレン・グールドの演奏するアルバムより
ピアノ作品「ピアノソナタ第3番」、
「ルードス・トナーリス」「組曲1922年」などを。

【オススメYouTube音源】
・交響曲「画家マティス」
演奏:ロリン・マゼール指揮 バイエルン放送交響楽団
https://www.youtube.com/watch?v=v9KcUYKBIC8
・弦楽と金管のための協奏音楽 op.50他
演奏:ヒンデミット指揮 シカゴ交響楽団
https://www.youtube.com/watch?v=0Cu74HDLL0g
※ヒンデミット自身が自作を指揮している貴重な映像
・朝7時に湯治場で二流のオーケストラによって初見で演奏された「さまよえるオランダ人」序曲
https://www.youtube.com/watch?v=51zBKcRymao
※何やら長いタイトルの曲ですが、中味はワーグナーの楽曲やスケーターズワルツをデフォルメした作品。悪ふざけのようでいてナチスへの皮肉という説もあり、対位法的にがっちり構成された曲を書く一方でこんな冗談音楽もつくるヒンデミットの意外な一面を見せていて、演奏が終わった後には聴衆から笑い声が上がります。
・ピアノソナタ第3番 第4楽章
演奏:グレン・グールド(pf)
https://www.youtube.com/watch?v=geB1MwCxjM0
・組曲「1922年」op.26(全5曲)
演奏:スヴャトスラフ・リヒテル(pf)
https://www.youtube.com/watch?v=jRLf-0QWcXY
・ルードス・トナーリス(「音の遊び」の意)
演奏:ハンス・ペーターマンデル(pf)
https://www.youtube.com/watch?v=v-dbA56Dl4s
※対位法・調性およびピアノ奏法の練習のために書かれた25曲からなる作品集。前奏曲とフーガが交互に並べられています。
【参考記事】
パウル・ヒンデミットってどんな人?出身やその生涯は?性格を物語るエピソードや死因は?
ヒンデミット・・・歴史的「事件」にその名を残すドイツの大作曲家

【今日の音楽♪これまでの投稿記事】
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