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ザ・メンタルモデルについて(その44)「ユングの集合的無意識」

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ザ・メンタルモデルについて(その44)「ユングの集合的無意識」

ザ・メンタルモデルについて(その44)「ユングの集合的無意識」

2026/07/29

6/16からこの寺子屋塾ブログでは、
7/20(月・祝)に開催した
『レゾナント・コミュニケーション』読書会

の準備を兼ねて、

著者のおひとり、由佐美加子さんが発見された

〝ザ・メンタルモデル〟について書いてきました。

 

昨日までの投稿記事に未読分がある方は

まず次から先にどうぞ!
ザ・メンタルモデルについて(その1)「はたあそ(第1部)」

ザ・メンタルモデルについて(その2)「はたあそ(第2部)」
ザ・メンタルモデルについて(その3)「TEDx Talksプレゼン動画」

ザ・メンタルモデルについて(その4)ドラマ『逃げ恥』の登場人物はどれ?①

ザ・メンタルモデルについて(その5)ドラマ『逃げ恥』の登場人物はどれ?②

ザ・メンタルモデルについて(その6)ドラマ『逃げ恥』の登場人物はどれ?③

ザ・メンタルモデルについて(その7)『学習する組織』と『U理論』

ザ・メンタルモデルについて(その8)「〝痛み〟とどう向き合うか」

ザ・メンタルモデルについて(その9)「〝源(みなもと)〟とは何か?①」

ザ・メンタルモデルについて(その10)「〝源(みなもと)〟とは何か?②」

ザ・メンタルモデルについて(その11)「〝源(みなもと)〟とは何か?③」

ザ・メンタルモデルについて(その12)「〝源(みなもと)〟とは何か?④」

ザ・メンタルモデルについて(その13)「〝源(みなもと)〟とは何か?⑤」

ザ・メンタルモデルについて(その14)「吉本隆明『共同幻想論』に重ね合わせてみて」

ザ・メンタルモデルについて(その15)「自分の内面を観ることと〝経営〟のつながり①」

ザ・メンタルモデルについて(その16)「自分の内面を観ることと〝経営〟のつながり②」

ザ・メンタルモデルについて(その17)「自分の内面を観ることと〝経営〟のつながり③」

ザ・メンタルモデルについて(その18)「自分の内面を観ることと〝経営〟のつながり④」

ザ・メンタルモデルについて(その19)「ライフタペストリーとプロセスデザイン」

ザ・メンタルモデルについて(その20)「ライフタペストリーと親鸞上人」

ザ・メンタルモデルについて(その21)「価値なしモデルと愛なしモデル」

ザ・メンタルモデルについて(その22)「欠陥欠損モデルとひとりぼっちモデル」

ザ・メンタルモデルについて(その23)「実存的変容とのつながり①」

ザ・メンタルモデルについて(その24)「実存的変容とのつながり②」

ザ・メンタルモデルについて(その25)「実存的変容とのつながり③」

ザ・メンタルモデルについて(その26)「動物脳と人間脳①」

ザ・メンタルモデルについて(その27)「動物脳と人間脳②」

ザ・メンタルモデルについて(その28)「動物脳と人間脳③」

ザ・メンタルモデルについて(その29)「脳と心の関係について」

ザ・メンタルモデルについて(その30)「原生的疎外と純粋疎外」

ザ・メンタルモデルについて(その31)「反応しちゃう自分の扱い方」

ザ・メンタルモデルについて(その32)「生存本能は痛みの回避が目的」

ザ・メンタルモデルについて(その33)「身体を使って感じる体験がモト」

ザ・メンタルモデルについて(その34)「仏教との関わり」

ザ・メンタルモデルについて(その35)「Co-Creationという世界の生き方①」

ザ・メンタルモデルについて(その36)「Co-Creationという世界の生き方②」

ザ・メンタルモデルについて(その37)「Co-Creationという世界の生き方③」

ザ・メンタルモデルについて(その38)「Co-Creationという世界の生き方④」

ザ・メンタルモデルについて(その39)「Co-Creationという世界の生き方⑤」

ザ・メンタルモデルについて(その40)「Co-Creationという世界の生き方⑥」

ザ・メンタルモデルについて(その41)「本の出版記念インタビュー①」

ザ・メンタルモデルについて(その42)「本の出版記念インタビュー②」

ザ・メンタルモデルについて(その43)「本の出版記念インタビュー③」

 

 

さて、7/20に『レゾナント・コミュニケーション』

第1回の読書会も無事開催し終え、

この連載記事も回を重ね44回めとなり、

いよいよ締め括りのステップに入っています。

 

締め括りと言いつつ、もう10回近くの記事を
書いているんですが・・・

今日の記事でシェアする

山田玲司さんの動画は、

昨日の記事に書いたわたしの問いについて考える
ひとつのヒントに過ぎません。

 

したがって、ザ・メンタルモデルと

直接関係はないのですが、

まあ、ご覧になってみてください。

 

【人生が楽になる哲学】世の中のくだらない考えから解放される哲学を紹介します【山田玲司/切り抜き】

途中12:55までですが、

文字起こしも付けておきます。

(文字起こし・ここから)

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俺がおすすめする「若い時に一発決めとけコンテンツ」は、まずユングじゃないかなと思います。人間の心には、表層と深層があるということなんだよね。自分が今こうしてしゃべったりすることも、深層から来ている。  自分というものは、そんなに浅いものじゃないんだ、ということに気づかせてくれるんです。ユングは。

そして、もっと面白いのが、深く深く自分の中に潜っていくと、みんなとつながっていく、ということなんですよね。これは深層心理の話で、阿頼耶識みたいなものです。ここからが面白いんですよ。今生きている、たとえば俺と、誰かが、深く潜っていったところでつながっている。  それぐらいなら、まだ分かりやすいじゃないですか。

でも、それだけじゃないんだよ。信長もつながっている。俺とピカソもつながっている。俺と寂聴さんもつながっている。下の方に降りていくと、つまり、生きている・死んでいるにかかわらず、場所も関係なく、時空を超えて人間はつながっている。それを発見したのがユングなんですよ。

だから、このユングが分かりづらかったら、もう漫画でもいい。分かりやすいやつもいっぱいあるから、分かったような気になってもいい。このユングを元ネタにして、たくさんの人たちがいろんな作品を書いています。代表的なのが、村上春樹ですよ。それから、河合隼雄先生あたりが語っていますよね。あの人はユング研究所にいたので、ユングの話とか、明恵の話とかをしています。
「正解なき正解」と言うから。

今までは、すごく「正解を出さなかったらダメな人間」と言われたじゃないですか。足が速くなかったらダメな人間とか、そういうことを言われちゃう。でも、全部クソだと思うよ。ユングに言わせたら、全然関係ない。俺がアートの世界に魅力を感じているのは、ユングの世界に近いからかもしれない。見えないところでつながっているんだよね。言語を超えてつながってしまっている。 それをユングは見つけていくんです。

夢の中に出てきた謎の図柄が、曼荼羅にあったとかね。そういうものを発見したりする。これは、スピルバーグの『未知との遭遇』につながっていくんですけど、このあたりが非常にユングですね。若くていい。このスピリチュアルからの「幻魔大戦」でも全然いいんだけど、ほら、ワクワクするものが待っているんだよね。

しかも、それを学者がやっているんです。人間の心理を科学的に探求していって、出てきたものなんですよ。この周辺に、フロイトがいたり、シュタイナーがいたりするんだけど、彼らはヨーロッパの北の方にいる、やばいやつらです。ニーチェも含めて、あいつらがクソ真面目に考えた挙げ句に出てくる、スーパーファンタジーな世界というかね。スーパーファンタジーなんだよ、あいつらがやっていたのって。すごくアニメっぽいんです。

それから、幾原邦彦さんもユング派ですよね。だから気をつけろ、という話です。スピリチュアルには、インチキな野郎もいっぱいいるからね。でも、そうじゃない人もいる。頭ごなしに、パワースポット巡りをする女子とかを否定しないこと。  そういう人がモテますよ、という話です。

占いとか、形になっているものを「嘘くさい」と言う人もいっぱいいるから、そういう人がいたら、「ですよね」と言っておけばいいんじゃないの、ということです。実は、これにはいろんな仕組みがあった。そのことを暴いた方がいまして、それがユングさんなんですね。

ユングさんの話は、何回したんだというぐらい番組中にしています。なぜかというと、ユングさんの革命によって、エンタメはある一定の方向に決定的に決められてしまった時期があって、その流れの中に我々がいるからです。解説するたびに、まあ出てくる、出てくる。グスタフ・ユングさんの影響で、多くのエンタメができている。その話をしようかなと思っています。

ざっくり言うと、ユングさんが影響を与えた主なビッグコンテンツは、もうざっと言うだけでも、分かっている人は分かっていますよね。40代は絶対分かっていますよね。『スター・ウォーズ』と『ガンダム』ですよね。それがもう強烈です。もちろん、村上春樹に決まっているじゃないですか。村上春樹。『スター・ウォーズ』。『ガンダム』。そして『エヴァンゲリオン』もそうなんですよ。

そして、みんなが大好きな幾原邦彦さんもそうなんです。幾原さんも完全にユング派ですね。アニメを解説するたびに、「うわー、またユング出てきた」となる。ユングを元ネタにした村上春樹の小説を、さらに元ネタにして、『ピングドラム』とかを作っていますからね。それは当然なんですよ。孫世代というのが、割とそんな感じですよね。

それから、「わたし、遠い未来であなたとまた出会う」「東京都心はパラレルワールド」と歌っていましたよね。相対性理論さんが。
あれもユング派です。完全に。相対性理論の歌詞を書いていらっしゃる方は、ユングの影響を強く受けたものを見ているか、もしくはユングにはまったことがある人じゃないですかね。きっとね。

ちなみに、ユング、ユングと言って大騒ぎするのはなぜか。その理由の一つとして、20世紀に主にヨーロッパで起きた、3つのでかい発見というものがあります。それによって、それまでの価値観が完全にひっくり返った。そんな大きな発見があったんです。

一つは、いろいろ言われていますけど、ダーウィンの進化論です。人は猿から進化した。神の子ではなかった、みたいなことになった。アダムの肋骨から女が作られた、という話もあるわけですけど、そういったものを全部ひっくり返した。生き物は徐々に進化していくんですよ、と。  適応していくんです。適応したものが残るんですよ、と。そういう進化論が現れて、教会と喧嘩する。これが一つ目の大発見です。

もう一つは、DNAの発見ですよね。人間の設計図になるものがあった。それは引き継がれていくのだ。なるほど、親に似ているわけだ、ということになってくる。そして、もう一つが深層心理の発見です。これを最初に発見したと言われている人が、フロイトさんですよね。

フロイトさんは、「人間には、今意識している心がある。けれど、抑圧された無意識というものがあって、そこからの影響によって行動が決まっている」というようなことを言ったわけです。それが、無意識の発見です。アンコンシャス・マインドの発見なわけですね。

つまり、「俺が考えてやっているんだ」と言いながら、実は無意識に動かされている可能性がある。そうなると、「それ、お前が言っているのか?」「お前の深層心理が言っているんだろ?」みたいなことになってくる。すると、非常にややこしいことになります。

たとえば、「子どものためを思って、私はしつけをしているのよ」と言って子どもを殴っている人がいる。その人は、しつけをしているという意識のもとにやっているんだけど、実際は無意識でそれを楽しんでいるかもしれない。もしくは、自分の抑圧された思いを子どもにぶつけている可能性が出てきてしまう。

そうなると、世の中はぐらつきますよね。  世界全体がぐらつきます。ただ、その構造を暴いたおかげで、解放される人も現れたわけです。「何なんだ、俺はこんなことばかり考えている」とか、「なぜ私は水を飲めないのか」とか、有名な話がありますね。
水が飲めなくなってしまった。水が怖くなってしまった人がいる。

その人の話を聞いていくと、過去に、テーブルの上に置いてあった水を犬が飲んでいるのを見たことがある。その時に、「不潔だ」
と思って、自分の心の中に閉じ込めてしまっていた。それをもう一回表面化することによって、「犬が飲んでいたから何だ」「犬が飲む水ばかりじゃないよね」となって、治療される。

これがトーキング・トリートメントというやつですね。対話療法によって原因が導き出され、それによって患者さんが助かる。こういうことを始めた人がフロイトさんです。ユングさんは、それを一本も二本も先に進めた人です。最初はお弟子さんですね。そこから進めたんだけど、これも有名な話です。

どういうふうに確執があって別れたのか。主な理由として、フロイトさんは、「ほとんどの理由はセックスだ」「性欲だ」「抑圧された性だ」と言った。そういうものが、行動の原因の無意識の根底にある、と。これはなかなか、生物学的には説得力のある話なんですよね。だって、遺伝子を運ぶ船なんだから、その命令が一番強く深層心理から来ている。それによって深層心理ができあがっているという考え方は、なかなか一概には否定できないな、という気もします。

それに対してユングさんは、「そうではない」と言った。人間の心の中には、抑圧された性欲以外にも、さまざまな深層心理がある。そして、それが実は他者ともつながっている。これが集合的無意識です。つまり、人間が単独のモバイルだとすると、そのモバイルは巨大なサーバーとつながっている。それが集合的無意識。  

今つかもうと思ったら、このイメージが一番近いんじゃないかな。しかも、その集合的無意識は、時空を超えてつながっている。  
彼はそう言うわけです。そうすると、「それは違う。セックスだ」「いや、それは違う。それはセックスしたかったからだよ」という話にすぐなる。それは揉めるでしょう。「すみません、僕は違うと思います」と言って、分離していくわけです。

それで、お二人は別々の道に行くことになるんですよ。このユングさんが発見したことはいくつかあるんですけど、今回はその集合的無意識に絞って話したいと思います。なぜなら、感動ということに直結しているんじゃないかと僕は思うからです。

あと、めちゃめちゃ面白いので。シンクロニシティという言葉を聞いたことがありますよね。同時に感じてしまう、ということです。これは『スター・ウォーズ』でやったら来るじゃないですか。何かが起こったときに、「星が今、砕け散った」「私も感じた」みたいな、そういうやつです。ジェダイ同士が同時に「はっ」となる、みたいな感じ。あのシーンを、当時みんな書きましたよね。ああいうものです。

みんなが共有している意識。そして、心だけではなく、事象もシンクロする。たとえば、カブトムシの話をしていたら、窓にカブトムシがぶつかってきたとかね。そういうことが起こったりする。あるいは、風の知らせとか、誰かが亡くなった瞬間に、その人のことを思い出すとか。そういうテレパシーによって人類全体がつながっている、ということを発見したのがユングさんですね。

決定的だったのが、ユングさんがある日、「どうしてもこの絵が浮かぶ」というものを、無意識に描いていたらしいんです。彼は、瞑想やヨガをしながら、自分を意識の状態から自由にすることを一所懸命やっていた人なんですね。それで、「この図柄が浮かぶんだ」と、ずっと描いていた。やっていくうちに、だんだん洗練されていって、ある形が出来上がった。「これだ。これは一体何だ?」と。「俺が自然に描いたけど、なんだか分からない」と思っていた。それが後で分かったのが、東洋の曼荼羅とほとんど同じ形をしていた、ということだったんです。

本人はそれを知らなかったので、「俺が描いたやつじゃん」となるわけです。一方はチベットの大昔に描かれた曼荼羅。一方は、自分が無意識に描いたもの。ここにおいて、「つながっているんだ」という確信を深めていくわけです。この話、とてもSFっぽいでしょう。とてもファンタジーっぽい。

でも、実はこれ、科学なんですよね。裏打ちする実験やデータを、ユング研究所の人たちがたくさん集めている。これは信用に足る、と説を確信して出しているわけなので、パワフルですよ。本当だとしたら最高じゃないですか。何しろ、人類は別々ではない。 別々なのは表面だけで、下では全部つながっている。そういうことが分かってくる。

こういう社会学の実験もありますね。これは『ウェイキング・ライフ』で出てきますけど、クロスワードパズルのやつです。知らない人のために軽く説明します。ある社会学の実験で、何十人かの男女を集めて、ランダムに新聞のクロスワードを解いてもらう。彼らはみんな、初めてそれを解くことになります。ところが、そのクロスワードの中のいくつかは、何年か前にすでに新聞に発表されていたものだった。つまり、他に何百万人もの人が、そのクロスワードをすでに解いている。みんなが解いたことのあるクロスワードと、初めてのクロスワードを、同時に解いてもらう。どちらの正解率が高いかというと、そうなんですよ。昔みんながやったやつの方が、正解率が高かったというデータが出てくる。つまり、「ちょっと待てよ。昔誰かがやったことに関しては、俺たちもできるんだぞ」ということになってくる。これは面白いんですよ。

俺のこの発言は、俺じゃない。この後ろの人たちの発言になってくるわけなんですね。こういうところが、実にスピってますよね。そして、ピースフルじゃないですか。なので、ヒッピーの人たちは大好きなんですよ。この影響はいろんなところに出てきます。
世界規模でやるスポーツってあるじゃないですか。今ワールドシリーズもありますし、ラグビーのワールドカップもそうだし、オリンピックなんかもそうです。世界中の何億人もの人たちが同時に見ているスポーツは、感動しやすいんじゃないかな。集合的無意識の説から言うと、説得力が出てきますよね。なぜなら、今この瞬間に、地球全体の何億人もの人たちが同じものを見て、同じ体験をして、同じ感動をしている。そうしたら、それにシンクロしてしまう。もちろん、そうなんですよ。

岡田斗司夫さんとか、マクガイヤーさんみたいに、スポーツが大嫌いという方もいらっしゃいます。そういう、意識的に閉じているベールに関しては、そちらの方が強いんですよ。ただし、それがポンと、「まあ、いいんじゃね」という感じで軽く外れた瞬間に、集合的無意識は自分の中に入ってきやすくなる。  もしくは、表面に上がってきやすくなる。もしかしたら、岡田斗司夫さんもマクガイヤーさんも、ラグビーでみんなが泣いているときに、心の奥では泣いている可能性がある。

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(文字起こし・ここまで)

 

この続きはまた明日に!(^^)/

 

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